バブリンカ苦手の芝で初戦敗退　生涯グランドスラムまたお預け

ウィンブルドン選手権第１日 （ 2017年7月3日    英ロンドン・オールイングランド・クラブ ）

男子シングルス１回戦で敗れたバブリンカ（ＡＰ）
Photo By ＡＰ

　世界ランキング３位で全仏準優勝のスタン・バブリンカ（３２＝スイス）が１回戦で足元をすくわれた。２１歳のダニル・メドベージェフ（ロシア）に４―６、６―３、４―６、１―６で敗れ、４大大会未勝利だった相手に初白星を献上した。

　ウィンブルドンでは６度目の初戦敗退で、４大大会の中でもひときわ成績が悪い。今大会の前哨戦も初戦で敗れており、芝でのプレーにはいつも苦慮している。加えて「膝に問題を抱えていた。昨年末や（今季序盤の）オーストラリアでも感じていたが、芝では余計に膝に負担がかかる」とフィジカルにも不安を抱えていたという。

　４大大会で唯一勝っていないのが今大会。生涯グランドスラムは今年もお預けとなったが「まずは休んで、フィジカルが整うのを待ちたい」とさばさばと語った。