錦織、悲願マスターズ制覇へストレート発進「リターン冴えていた」

[ 2017年3月25日 06:37 ]

初戦の2回戦でアンダーソンにストレート勝ちした錦織(AP)
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 テニスのマイアミ・オープン第4日は24日(日本時間25日)、米フロリダ州マイアミで行われ、男子シングルス第2シードで世界ランキング4位の錦織圭(25=日清食品)は初戦の2回戦で同74位のケビン・アンダーソン(30=南アフリカ)と対戦。6―4、6―3でストレート勝ちし、悲願のマスターズ制覇へ好スタートを切った。

 降雨のため、約3時間遅れて試合開始。錦織は第1セット第1ゲームで2度のブレークチャンスを逃したものの、2―2の第5ゲームでブレークに成功。自身のサービスゲームは危なげなくキープして6―4で押し切った。

 続く第2セットは1―1の第3ゲームでポイントを先行されながらもデュースに持ち込むと、鮮やかなバックハンドショット2本でブレークに成功。さらに5―3からの第9ゲームもブレークし、2メートル3の長身ビッグサーバーを退けた。

 「風が強かったので思い切ったラリーはできないと思っていたけど、リターンが冴えていたので、リターンゲームで攻めることができて、いい形で勝つことができた」と錦織。

 これで錦織は6年連続の3回戦進出。次戦はフェルナンド・ベルダスコ(33=スペイン)とエルネスト・エスコベド(20=アメリカ)の勝者と対戦する。

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