松山 予選落ち「勝負になるレベルではない」不調に怒りあらわ

[ 2017年3月25日 05:30 ]

世界ゴルフ選手権シリーズ デル・マッチプレー第2日 ( 2017年3月23日    米テキサス州 オースティンCC=7108ヤード、パー71 )

1次リーグ第2戦、ロス・フィッシャー(左)に敗れ、握手を交わす松山英樹=オースティンCC
Photo By 共同

 1次リーグ第2戦が行われ、松山英樹(25=LEXUS)はロス・フィッシャー(36=英国)に敗れ、1分け1敗で第3戦を残して敗退が決まった。谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)はライアン・ムーア(34=米国)と引き分けて1勝1分け。池田勇太(31=フリー)はジョーダン・スピース(23=米国)に4アンド2で敗れ1分け1敗。1次リーグは64選手が16組に分かれ、各組1位が決勝トーナメントに進む。

 アイアンをカート道に叩きつける乾いた音が辺りに響いた。松山は一度もリードを奪えず敗れて決勝トーナメント進出の可能性が消えた。「勝負になるようなレベルではない。ショットだけではなく全てが悪かった」と怒りをにじませた。

 1番で第2打をバンカーに入れて先手を取られ、3番はティーショットを大きく左に曲げボギー。パー3の4番もグリーンを捉えられず、早々に3ダウンの劣勢となった。さらに6番で2打続けて左に曲げると、思わずクラブを地面に振り下ろした。

 ショットは距離感だけでなく、左右への大きなばらつきも目立つ。最大の目標でもあるマスターズ前では今週が最後の実戦。復調の糸口は見つけられないままで「全てができていない。風が強くて難しかったが、それ以前の問題が凄く多い」と険しい表情だった。

続きを表示

2017年3月25日のニュース