稀勢の里、強行出場へ 田子ノ浦親方「本人が出たいと言っている」

[ 2017年3月25日 09:29 ]

13日目の取組で左肩を強打し、医師から三角巾で腕を固定された稀勢の里
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 24日に行われた大相撲春場所13日目の取組で、左胸付近を負傷し、大阪市内の病院に搬送された新横綱・稀勢の里(田子ノ浦部屋)が25日、14日目も強行出場することが決まった。

 この日は稽古場に姿を見せなかったが午前9時過ぎに師匠の田子ノ浦親方が対応し、「本人が出たいと言っている。体は動くので、これから先も長いので(休場してもいいのでは)という話しをしたが、それでも本人は出られると」と語った。

 13日目の結びの一番、日馬富士に敗れて土俵下に落ちた際、左胸付近を強打。30秒以上も立ち上がれず、苦悶(くもん)の表情を見せた。患部について同親方は「少しは今日の方がいい。きょうの相撲を見て駄目だったら、(千秋楽は休ませるけど)良かったら最後まで出る」と話した。

 現在は1敗で稀勢の里と照ノ富士と並びトップ。稀勢の里はきょう14日目は鶴竜と千秋楽は照ノ富士と対戦する。

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2017年3月25日のニュース