チーム阿部、準決進出 ひと安心も「これからが本当の戦い」

[ 2017年3月5日 05:30 ]

カーリング全農日本混合ダブルス選手権第4日 ( 2017年3月4日    北海道北見市・アドヴィックス常呂カーリングホール )

チーム青木戦で、ショット後に大声で指示を出すチーム阿部の小笠原
Photo By 共同

 1次リーグが行われ、B組は女子の4人制で五輪3大会に出場した小笠原歩(38)のいるチーム阿部が6勝1敗の同組2位で準決勝に進出した。チーム阿部はチーム東京に12―1で大勝したが、前回準優勝のチーム青木に5―12で完敗。チーム青木が7戦7勝の同組1位で4強入りを果たした。大会は18年平昌(ピョンチャン)冬季五輪出場権を争う4月の世界選手権(カナダ)代表選考会を兼ねている。

 協会推薦枠として急造したチーム阿部が今大会初黒星を喫した。今種目が専門のチーム青木に対し、第5、7エンドにミスが響いて大量4失点。それでも2位通過で準決勝に進み、小笠原は「最低でもプレーオフが目標だったので1位でも2位でも進出できて良かった」と胸をなで下ろした。世界選手権の出場権は優勝チームのみに与えられるだけに、コンビを組む阿部(06年トリノ、10年バンクーバー五輪女子監督)も「これからが本当の戦い」と切り替えていた。

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2017年3月5日のニュース