スパーズ 7連勝 21試合残し20季連続PO進出決定

[ 2017年3月5日 15:30 ]

34得点をマークしたスパーズのレナード(右)(AP)
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 NBAは4日に各地で8試合を行い、スパーズは地元サンアントニオで延長の末にティンバーウルブスを97―90(前半43―55、延長14―7)で下して7連勝。今季成績を48勝13敗として、21試合を残した段階で20季連続のプレーオフ進出を決めた。今季のプレーオフ進出が決まったのはリーグ全体首位のウォリアーズ(50勝11敗)に続いてスパーズが2チーム目。スパーズが7連勝を飾ったこともあって、両者のゲーム差は2に縮まった。

 スパーズは3日のペリカンズ戦(101―98)に続き2日連続の延長勝利。カワイ・レナード(25歳)が延長での6得点を含めて34得点をマークし、前半で最大16点差をつけられながら試合をひっくり返した。

 レナードの30得点以上は今季22回目で、2ケタ得点は通算で90試合連続。チームではティム・ダンカンが02〜03年にマークした91試合連続に次ぐ“ロングラン”となっている。

 ティンバーウルブスは25勝37敗。カールアンソニー・タウンズ(21歳)が24得点、14リバウンド、リッキー・ルビオ(26歳)が11得点、13リバウンド、10アシストを記録して第1Qで26―14と優位に立ったが、最後はスパーズの粘りに屈する形となった。

 ロケッツは地元ヒューストンでグリズリーズに123―108(前半55―51)で勝って44勝19敗。ジェームズ・ハーデン(27歳)が33得点、7リバウンド、11アシスト、センターのクリント・カペラ(22歳)が24得点と1リバウンドを稼いで連勝を飾った。

 ベンチから出たエリック・ゴードン(28歳)は3点シュートを9本中6本成功させて18得点。チームの3点シュートは42本中18本の成功で、17試合連続で2ケタの成功本数を記録した。

 連敗となったグリズリーズは36勝27敗。マイク・コンリー(29歳)が23得点を稼いだが、このカードは今季2勝2敗と勝ち越すことはできなかった。なお19季目を迎えているグリズリーズのビンス・カーター(40歳)はこの日が通算1329試合目。モーゼス・マローン(元ロケッツほか)と並んで出場試合数は歴代16位に順位を上げ、15位のポール・ピアース(39歳=現クリパーズ)にあと「2」と迫った。

 2日連続の試合をマイアミで迎えたキャバリアーズはレブロン・ジェームズ(32歳)とカイリー・アービング(24歳)の主力2人を休養させてヒートと対戦。しかし92―120(前半51―67)で完敗を喫して42勝19敗。ジェームズが欠場した今季の5試合はすべて黒星となった。

 ヒートは29勝34敗。ゴラン・ドラギッチ(30歳)が23得点、ハッサン・ホワイトサイド(27歳)が20得点と13リバウンドをマークしてチームを引っ張り、ここ22戦で18勝目を挙げた。

 <その他の結果>

 ピストンズ(30勝32敗)136―106 76ers(23勝39敗)、バックス(28勝33敗)101―94ラプターズ(37勝26敗)、ホーネッツ(27勝35敗)112―102ナゲッツ(28勝34敗)、クリッパーズ(37勝25敗)101―91ブルズ(31勝31敗)、トレイルブレイザーズ(26勝35敗)130―116ネッツ(10勝51敗) 

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