美帆総合首位「少しでも差を」 狙い通りの好タイム

[ 2017年3月5日 05:30 ]

女子500メートルで1位となり、表彰台に立つ高木美帆(中央)
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 スピードスケートの世界選手権はノルウェー・ハーマルで4日に開幕して前半2種目が行われ、女子は500メートルで38秒15の1位、3000メートルで4分6秒52の6位となった高木美帆(日体大)が79・236点で総合首位となった。総合2位はイレイン・ブスト(オランダ)。佐藤綾乃(高崎健康福祉大)は500メートル6位、3000メートル11位で総合8位、高木菜那(日本電産サンキョー)は同11位となった。

 男子500メートルは中村奨太(ロジネットジャパン)が36秒00で1位となった。ウィリアムソン師円(日本電産サンキョー)は14位、土屋良輔(専大)は19位。短距離から長距離の4種目を滑り、総合成績で争う。

 日本女子17年ぶりの表彰台へ高木美が好スタートを切った。欧州のライバルが強い長距離種目を前にポイントとしていた500メートルで自己最高を0秒10更新する38秒15の好タイムを記録し1位。「短い距離で少しでも差をつけたい」との狙い通りのレースだった。

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2017年3月5日のニュース