ジャンプ団体の日本は7位…6大会ぶり入賞逃す

[ 2017年3月5日 05:30 ]

 ノルディックスキーの世界選手権第10日は4日、フィンランドのラハティで行われ、ジャンプ男子団体(ヒルサイズ=HS130メートル)で竹内択(北野建設)小林陵侑、葛西紀明(ともに土屋ホーム)伊東大貴(雪印メグミルク)の日本は合計922・7点で、チェコと同点の7位だった。日本が6位以内の入賞を逃すのは2005年以来で6大会ぶり。

 1回目の日本は、4人とも同じ順番に飛んだ12選手の中で7、8位の得点と振るわず、7位。上位8チームが進んだ2回目も順位を上げられなかった。ポーランドが1104・2点で、2位ノルウェーに25・7点差をつけて初制覇。オーストリアが3位に入った。

 ▼葛西紀明の話 ジャンプがあんまり良くないので、飛んですぐの追い風のところをうまく抜けられない。調子が良くないので、あそこで(追い風に)たたかれて落とされる。

 ▼伊東大貴の話 これが現状。一生懸命やっているが、ちょっと話にならない。危機感を通り越している。選手もスタッフも一人一人が、もう少し高い意識と責任感を持った方がいい。

 ▼小林陵侑の話 迷惑を掛けないように、ベストのジャンプをしようと思って飛んだ。今年の夏、しっかりとトレーニングを積んで来年につなげたい。

 ▼竹内択の話 1本目は完全に失敗した。あんまり調子が良くないので、ちょっとしたミスが響いてくる。

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2017年3月5日のニュース