新十両・照強 速攻の寄りで白星先行 誕生日1・17も勝つ

[ 2017年1月16日 16:20 ]

大相撲初場所9日目 ( 2017年1月16日    両国国技館 )

 新十両の照強は立ち合いで左前回しをすばやくとり、右も差して頭をつけて速攻の寄りで剣翔に勝ち、白星を先行させた。

 「気持ちに余裕ができる。1番でも多く勝ち越して、2番、3番と。11番勝ちたいですね」と、残り6番の全勝を狙っていく心意気を見せた。

 10日目の1月17日は22年前に、生まれ故郷の兵庫県が阪神・淡路大震災に見舞われた日であると同時に、照強が生まれた日でもある。「今は地震を知らない人も多い」と嘆く新十両がバースデーも白星で飾る気満々だ。

 宇良は旭大星を押し出して2敗を守った。8日目に取り直しの一番で敗れた影響も感じさせず、首位タイもキープ。優勝争いについては「関係ないです」と目の前の相撲に集中する姿勢を強調した。

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