有希　連日の表彰台も悔し「自分のジャンプができず…」

Ｗ杯ジャンプ女子第８戦札幌大会 （ 2017年1月15日    北海道札幌市・宮の森ジャンプ競技場＝ＨＳ１００メートル、Ｋ点９０メートル ）

＜ジャンプ女子Ｗ杯札幌大会＞日本ハム・栗山監督（左）と話をする伊藤有希
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　前日Ｗ杯初優勝を飾った伊藤が、地元で２日連続の表彰台に上がった。２本ともＫ点（９０メートル）を大きく越えるジャンプで２位となり、今季５度目のトップ３入り。だが「２本ともタイミングが遅れた。２位は悔しいが、自分のジャンプができず、そっちの方が悔しい」と唇をかんだ。

　試合後にはテレビ解説のゲストで訪れたプロ野球・日本ハムの栗山監督から激励を受け「日本一のパワーをしっかりもらいました」と力に変えるつもりだ。

　Ｗ杯初優勝後、所属先の土屋ホームで兼任監督を務め、現在欧州に遠征中の葛西紀明からＬＩＮＥで「今日も勝てよ」とメッセージが届いたという。言いつけは守れなかったが「技術的なことを修正し、切り替えて来週に臨む」と次戦の蔵王２連戦でのＷ杯２勝目を見据えた。