錦織 1回戦苦戦の理由は「ボールの質 あそこまでフラットで打ってくる選手少ない」

[ 2017年1月16日 15:22 ]

全豪オープン男子シングルス1回戦   錦織圭3―2クズネツォフ ( 2017年1月16日    オーストラリア )

ミスショットに顔をしかめる錦織
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 全豪オープン男子シングルス1回戦で錦織圭(27=日清食品)はアンドレイ・クズネツォフ(ロシア)に5―7、6―1、6―4、6―7、6―2で苦しみながらも勝利。激戦を制して2回戦へと進出した。

 ――1回戦から苦戦した。

 錦織 一番苦労した原因は彼(クズネツォフ)のボールの質。あそこまでフラットで打ってくる選手は少ない。それに合わせすぎて、攻められる場面が多かった。

 ――昨年の全仏では高い軌道の球をまぜて攻略した。

 錦織 (この速いコートで)彼の速いボールに高い球を返すのは難しい。左右に散らすことは戦術として意識していた。このサーフェスで戦うにはもう少し自分から攻めないといけない。

 ――5セットまで長引いた。

 錦織 相手のカムバックを許してしまった。本当なら4セットで終わらせるべきだった。こういう試合を続けたくはないが、1試合目に長い試合で勝てたので、自信になってくれると思う。

 ――2回戦のシャルディー(フランス)は相手の棄権で23分しか戦っていない。

 錦織 まだ1回戦。3、4回戦ならリタイアした人を恨むけど、僕もまだそんなに疲れていない。展開の速い選手でクズネツォフと似ているところもある。しっかり作戦を練って臨みたい。

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2017年1月16日のニュース