松山英樹、歴史的快挙!日本勢初の世界選手権シリーズ制覇!2位と7差独走23アンダー

[ 2016年10月30日 16:46 ]

優勝トロフィーにキスする松山英樹(AP)
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 男子ゴルフの世界選手権シリーズ・HSBCチャンピオンズ最終日が30日、中国・上海余山国際GCで行われ、単独首位から出た松山英樹(24=LEXUS)はスコアを伸ばして66の通算23アンダー。2位と7打差の独走優勝で、日本勢初の世界選手権シリーズ制覇を達成した。丸山茂樹に並ぶ米ツアー通算3勝目。

 2位につけた昨年覇者ラッセル・ノックスと3打差でスタートした最終日。松山は1番パー4でバーディーを奪い好スタートを切った。4番パー3ではティーショットがグリーン奥のラフへ。第2打でグリーンに乗せるもカップまでは距離が残ってしまったが、驚異の集中力でパットをねじ込みパーでしのいだ。

 5番パー4で再びバーディー。7番パー4でもバーディーと前半を終えてパー4ホールで3バーディーとスコアを伸ばした。

 2位と5差で折り返した後半、10番から3連続パーと安定したプレーでリズムをつかんだ松山は13番パー4、14番パー5、15番パー4では3連続バーディーを奪った。16、17番をパー、最終18番は第2打を池に落とすトラブルがあったが、見事にパーでしのいでノーボギーでフィニッシュした。

 初日は66の3位タイでスタート。2日目で65とスコアを伸ばし単独首位に浮上すると、3日目は68、最終日も66で首位を守った。

 これまでの世界選手権シリーズの日本勢の最高位は14年HSBCチャンピオンズの岩田寛で3位だった。

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