羽生4回転2本失敗「悔しい9割、達成感1割」 ループ転倒「やっちまったなぁ」

[ 2016年10月30日 11:35 ]

男子で2位となり、表彰式で銀メダルを手にした羽生結弦(AP)
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダ最終日は29日(日本時間30日)、オンタリオ州ミシソーガで行われ、男子ショートプログラム(SP)で4位と出遅れた羽生結弦(21=ANA)はフリーで183・41点と巻き返し、合計263・06点で2年連続の2位に食い込んだ。

 冒頭の4回転ループでSPと同じく膝を突き、連続ジャンプの4回転サルコーも2回転となったが、サルコー、後半のトーループと4本中2本の4回転ジャンプは成功。演技終了後は笑みを浮かべてファンの歓声に手を挙げて応え、「ありがとうございました」と感謝の言葉を口にした。

 4回転ループについて「跳んだ瞬間やっちまったなぁと思ってしまいました」と振り返った羽生。「課題としていた後半で(4回転が2回転になった)サルコーを除いて、しっかり決めれたのはよかった。悔しい9割、達成感1割です」と話した。

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