羽生結弦、フリーで巻き返しも逆転Vならず2位…チャンが連覇

[ 2016年10月30日 09:53 ]

羽生のフリーの演技(AP)
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダ最終日は29日(日本時間30日)、オンタリオ州ミシソーガで行われ、男子ショートプログラム(SP)で4位と出遅れた羽生結弦(21=ANA)はフリーで183・41点をマークして巻き返し、合計263・06点で2年連続の2位となった。SP首位のパトリック・チャン(25=カナダ)がフリー176・39点、合計266・95点で大会2連覇。同2位の無良崇人(25=洋菓子のヒロタ)はフリーが140・89点の9位で、合計222・13点の8位と順位を下げた。

 羽生は演技冒頭の4回転ループで転倒したが、続く4回転サルコーは成功。連続ジャンプの4回転サルコーは2回転となるも後半の4回転トーループはきっちり決めて、フリーではトップとなる183・41点をマークし、演技終了後はホッとしたような笑みを浮かべてファンの歓声に手を挙げて応えた。

 チャンは冒頭の4回転―3回転の連続トーループは鮮やかに決めたが、後半は息切れ。フリーでは176・39点だったものの、SPの“貯金”で逃げ切って地元で大会2連覇を飾った。

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