宮原 3位も得点伸ばせず「悔しかった」本郷は前戦より「少し良くなった」

[ 2016年10月30日 06:11 ]

フリーで巻き返し、3位に入った宮原知子(AP)
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダ第2日は29日(日本時間30日)、オンタリオ州ミシソーガで行われ、女子ショートプログラム(SP)5位と出遅れた昨季GPファイナル2位の宮原知子(18=関大)はフリーで126・84点と巻き返して、トータル192・08点で3位に食い込んだ。

 だが、ジャンプで回転不足が取られ、またステップで得点が0点となってしまったこともあり得点が伸びず、キスアンドクライでは悔しそうな表情も。「思ったより点数が出なかったことは悔しかったけれど、ショートプログラムよりいい演技ができた。(回転不足は)練習ではよくなっているけれど、緊張するとよくないジャンプになる」と語った。

 SP4位の本郷理華(20=邦和スポーツランド)はほとんどのジャンプで回転不足が取られたのが響き、フリーで105・44点と伸ばせず、順位を2つ下げて6位。「大きなミスはなかったけれど、回転不足が多くて、点数があまり伸びなかった」としながらも、「前の試合(オータム・クラシック)より少し良くなって、少しほっとしてます」とした。

 SP11位と大きく出遅れた永井優香(17=駒場学園高)は、ほぼノーミスの演技で107・17点をマーク。トータル147・56点で11位のままだったものの「SPが終わった後は落ち込み過ぎて、滑ることができるか不安ばかりだった。今できることはできたんじゃないかと思う」と納得の表情だった。

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