大野に託した夢かなった…天理大・穴井監督「生きてて良かった」

[ 2016年8月10日 07:27 ]

リオデジャネイロ五輪・柔道男子73キロ級

(8月8日 カリオカアリーナ)
 天理大の穴井監督は大野から金メダルをかけてもらい、「生きてて良かった」と感涙した。

 4年前は自らが100キロ級代表で出場して2回戦敗退。観戦していた大野に「次はお前だ」と託した夢が叶った。普段から自宅に招いて食事をするなど、兄弟のように接しながら自分の経験を伝えてきた。暴力問題で処分を受けた時にも何度も話し合い、寄り添って支えてきた。「あの問題も一言で言うならばマイナスではなかった。むしろプラスだったと書いてください」と立ち直った大野を語った。

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2016年8月10日のニュース