松山、メジャー自己最高4位!「4日間いいプレーができた」

[ 2016年8月1日 09:12 ]

最終ラウンド、13番でティーショットを曲げ、悔しがる松山英樹。通算9アンダーで4位

 男子ゴルフのメジャー最終戦、全米プロ選手権は7月31日、米ニュージャージー州スプリングフィールドのバルタスロールGC(パー70)で第3ラウンドの残りと最終ラウンドが行われ、松山英樹は最終ラウンドを2バーディー、ボギーなしの68で回り、通算9アンダーの271でメジャー自己最高の4位に入った。

 松山は悪天候で前日から順延となった第3ラウンドを67で終え、最終ラウンドを首位と4打差の5位でスタート。2015年マスターズ・トーナメントの5位を上回った。リオデジャネイロ五輪代表の池田勇太と、谷原秀人はともに67で通算3アンダーの33位。

 37歳のジミー・ウォーカー(米国)が67と伸ばし、通算14アンダーでメジャー初制覇を果たした。今季初勝利、米ツアー通算6勝目。賞金180万ドル(約1億8400万円)を獲得した。1打差の2位は昨年優勝のジェーソン・デー(オーストラリア)だった。

 ▼松山英樹の話 4日間久しぶりにいいプレーができたのはうれしかった。ショットはスタートでばたばたしたけど途中から安定してくれた。勝つためには、伸ばすためのパットが入らないと勝負にならない。

 ▼谷原秀人の話 朝のラウンドは集中力が足りなくてなかなかパットを決めきれなかった。午後は上がりを連続バーディーで締めくくれて良かった。もう少し入ったら面白かったのかなと思う。

 ▼池田勇太の話 4日間を通じてずっと上がり(後半)が良くて、どんな状況でも尻上がりにしっかり上がれるのはいいこと。自信を持ってこれから戦えると思う。

 ▼ジミー・ウォーカーの話 優勝のチャンスをものにできて満足している。これまでの経験が生きた。あまり調子は良くなかったが、先週に感覚が良くなってそのまま大会に入ることができた。(共同)

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