ロシア100選手がリオに出発 当初予定の7割前後参加へ

[ 2016年7月29日 05:30 ]

ロシアのリオ五輪出場選手数見通し

 ロシアの選手らが28日、モスクワの空港からリオに向けてチャーター機で出発した。ロシア・オリンピック委員会のジューコフ会長によると、出発したのはメダルが有望なシンクロナイズドスイミングやバレーボールのチームなど約100人。出発前には空港でセレモニーが行われた。

 ジューコフ会長は27日に、伝統的に強いレスリングを含めて各国際競技連盟(IF)から250人以上の選手の出場が認められたことを明らかにした。大会組織委員会の公式情報システム「info+」によると、27日時点でのロシア選手のエントリー数は270人規模となっており、当初発表された選手数387人の7割前後が参加する見通し。

 これまでに柔道、テニス、体操、フェンシングなどで全選手が出場可能となり、さらに卓球3選手、トライアスロン6選手、ビーチバレーを含むバレーボールの選手も27日に参加条件を満たしたと発表された。

 一方、競泳の7選手、ボートの22選手、カヌーの5選手らが条件をクリアできなかった。陸上を含めると、出場できない選手は100人を超えた。

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2016年7月29日のニュース