錦織圭 ストレート勝ちで2年連続のベスト8進出

[ 2016年7月29日 01:25 ]

ロジャーズ・カップ3回戦でサーブする錦織(AP)

ロジャーズ・カップ第4日 錦織圭6―3、6―4ラジーブ・ラム

(7月28日 カナダ・トロント)
 男子テニスのロジャーズ・カップ第4日が28日にカナダ・トロントで行われ、第3シードで世界ランキング6位の錦織圭(26=日清食品)が3回戦に出場。同118位のラジーブ・ラム(32=米国)を6―3、6―4で下し、2年連続の準々決勝に進出した。試合時間は1時間8分だった。

 第1セットは、第6ゲームまで互いにキープする展開が続くが、安定したストロークが相手のミスを誘い第7ゲームでブレーク。そのまま第8ゲームを問題なくキープすると、第9ゲームもブレークし3ゲーム連取。第1セットを6―3先取した。

 第2セットは、第9ゲームまで互いにキープが続く展開。しかし5―4で迎えた第10ゲーム、数少ないチャンスをものにしてブレーク。6―4でストレート勝ちとなった

 左脇腹痛で4回戦を途中棄権したウィンブルドン選手権以来の大会出場で、8月に行われるリオデジャネイロ五輪の前哨戦にもなる大会。27日の世界131位のデニス・ノビコフ(22=米国)と対戦した2回戦では、ストレート勝利を飾るものの6個のダブルフォルトを喫するなど精度を欠いていた。

 この日は序盤こそネットプレーも見られたが、攻撃的なストロークで試合の主導権を握りウイナーの数も大きく圧倒。不安視されたサーブも、5つのサービスエースを奪うなど好調で、次戦へ大きな弾みをつける勝利となった。ウィナーも28本を決めた。

 準々決勝では世界27位のイボ・カロビッチ(37=クロアチア)と世界40位のグリゴル・ディミトロフ(25=ブルガリア)との勝者と対戦する。

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