錦織 2戦連続ストレート快勝!ベスト8進出 左脇腹は徐々に回復

[ 2016年7月29日 05:30 ]

ロジャーズ・カップ男子シングルス3回戦、ラムにサーブを打ち込む錦織

 テニスのロジャーズ・カップは28日、トロントで行われ、男子シングルス3回戦で第3シードの錦織圭(26=日清食品)は世界ランキング118位のラジーブ・ラム(32=米国)を6―3、6―4で下し、ベスト8進出を決めた。

 サービスゲームを一つも落とさず、ストレートの快勝だ。第1セットは第7ゲームをブレークして6―3で奪取。第2セットは第3ゲームで3度のブレークポイントをしのぎ、勢いに乗った。

 今大会初戦だった前日のノビコフ戦はストレート勝ちしたものの、サーブで精彩を欠いた。ウィンブルドン4回戦で途中棄権の要因となった左脇腹の状態は回復途上。「痛みはゼロではない。今週はこの状態で戦っていかないといけない」と100%のプレーができない現状を明かしていた。サーブの本格的な練習を再開したのは大会直前。初戦のサーブが低調だったのも無理はないが、この日はしっかり調子を上げてきた。

 芝からハードコートに移り、リオデジャネイロ五輪の前哨戦となる今大会。日本のエースは順当に白星を重ねた。

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