シャークス2勝 逆転優勝へ望み ジョーンズ好セーブ連発

[ 2016年6月11日 05:30 ]

勝利を喜ぶシャークスのGKジョーンズ(右)ら(AP)

 NHLスタンレー杯決勝の第5戦が9日にピッツバーグで行われ、初出場のシャークスが過去3回の優勝を誇る地元のペンギンズを4―2で下して2勝3敗。第1Pは点の取り合いとなったが、GKマーティン・ジョーンズ(26)が第2P以降は無失点に抑えてチームを勝利に導いた。スタンレー杯決勝で1勝3敗からの逆転は過去1回のみ。シャークスは地元サンノゼで12日に行われる第6戦で“奇跡への布石”を打ちたいところだ。

 第1Pの1分4秒から2分53秒までの間に2ゴールを奪ったものの、直後の4分44秒からわずか22秒間で2ゴールを許して試合は振りだし。しかし14分47秒、FWカールソンが勝ち越しのゴールを奪うと、あとはジョーンズが好セーブを連発してゴールを死守した。「ネットの前にいるDF陣がいい仕事をしてくれたから助かった」と44セーブをマークした守護神はあくまで勝因は“チームワーク”だと主張。しかしペ軍GKマーリーのセーブ数はわずか18で、DFブラウンは「彼が我々を救ってくれた」とジョーンズの活躍を称賛していた。
 
 ▽スタンレー杯決勝で1勝3敗から逆転したのは1942年のメープルリーフス(対レッドウイングス)のみ。この時は3連敗から4連勝(プレーオフ全体では過去4回)して優勝した。

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2016年6月11日のニュース