20年東京五輪へ「暑さ対策」を推進 遠藤五輪相

[ 2016年6月11日 05:30 ]

 遠藤利明五輪相は10日の閣議後の記者会見で、2020年東京五輪・パラリンピックの暑さ対策を進めるため、今夏から競技会場や周辺の気象データの測定を開始すると明らかにした。気温や湿度、日差しの強さを基に熱中症の起きやすさを示す「暑さ指数」を算出。医療専門家の意見を踏まえて対策に反映させる。

 まずは複数の会場が集まる江東区の有明地区や、観客が長時間屋外で過ごすことが想定されるゴルフ会場の霞ケ関CC(埼玉県)などを調査対象にする予定で、大会期間と重なる時期に計測を実施する。

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2016年6月11日のニュース