伊藤舞“脱・高地トレ”でリオへ究極仕上げ

[ 2016年5月22日 11:30 ]

女子マラソンの伊藤

 リオデジャネイロ五輪の女子マラソン代表・伊藤舞(31=大塚製薬)が吉兆の「脱・高地トレ」で究極仕上げを狙う。21日、関西実業団選手権が開催中のヤンマースタジアム長居(大阪市)で取材対応。今後は北海道を中心に練習をし、高地トレーニングは「北京もうまくいったので今回もしない」と語った。

 高地トレーニングは持久力アップが見込めるマラソン選手の一般的な調整方法。だが、伊藤は7位入賞で五輪内定を射止めた昨年の世界選手権(北京)でも標高が高い土地で走り込みをせずに試合を迎えた。指導する河野監督は「高地トレーニングの後のレースでいい結果を残せていない。伊藤にとっては過負荷になる」と説明。好走している過去2戦と同様の手法でブラジルへ乗り込む。

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2016年5月22日のニュース