近藤、悲喜こもごも3位 くしゃみ被害から…縁石に当たって…

[ 2016年5月22日 05:30 ]

通算5アンダーで3位の近藤

男子ゴルフツアー関西オープン第3日

(5月21日 和歌山県橋本市 橋本カントリークラブ=7127ヤード、パー71)
 近藤共弘(38=ネスレ日本)が69を出し、通算5アンダーの3位に浮上した。ギャラリーのくしゃみ被害からのバーディー、縁石に当たってOBからのトリプルボギーと悲喜こもごもの一日も、首位とは5打差。逆転圏内で耐え、2年ぶりの優勝を目指す。川村昌弘(22=antenna)は70で回り通算5アンダー。スコット・ストレンジ(39=オーストラリア)は70で通算10アンダーの首位を守った。

 最後にどんでん返しが待っていた。ボギーなしで5バーディーを重ね迎えた近藤の18番パー3。「少し(体が)開いたミスショット」。球はグリーン右にある池の縁石に当たって隣の10番ティーグラウンドに着弾。それがころころとOBゾーンまで転がり落ちた。打ち直して3パットでトリプルボギー。「真右に跳ねるとは。でも嫌がったミスじゃないからしょうがない」とあっさりと振り返った。

 泣き笑いの一日だ。7番パー3ではアドレスに入った直後、ギャラリーが2回もくしゃみ。一度、構えを解き「さすがにもう大丈夫だろう」と構えた瞬間、再びハックション!苦笑いで構え直して打ち、10メートルに1オン。ハプニングに負けず、これを沈めたことで流れに乗った。

 首位とは5打差も「今日みたいなプレーをすればチャンスがあるかな」と期待する。開幕戦はプレーオフの末、惜敗。再び訪れた好機を今度は逃さない。

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2016年5月22日のニュース