ケンブリッジは10秒10 自己ベストを一気に0秒11も更新

[ 2016年5月22日 05:30 ]

陸上東日本実業団選手権第1日

(5月21日 埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)
 ケンブリッジが、自己ベストを一気に0秒11も更新した。予選で一時は今季日本最高となる10秒10をマークし、リオ五輪代表に急浮上。「予選からタイムを狙った。思い通りにいった」と日本歴代9位の好タイムに胸を張った。目標タイムを突破したことで準決勝を棄権し、22日の200メートルに備えた。

 ジャマイカ人の父・ジョージさん、日本人の母・景子さんの間に生まれ、2歳まで短距離王国のジャマイカで過ごした。小学校ではサッカー少年だったが、中学から陸上を始め、15年織田記念国際100メートルで桐生を撃破して注目を浴びた。「まだ代表に決まったわけじゃない。ここまできたら日本選手権で9秒台を出して優勝したい」と気合を入れた。

続きを表示

2016年5月22日のニュース