美香、踏みとどまった1差2位 好調アプローチで「カバー」

[ 2016年5月22日 05:30 ]

第2Rホールアウトし、ギャラリーに応える宮里美香

米女子ゴルフツアー キングズミル選手権第2日

(5月20日 米バージニア州ウィリアムズバーグ キングズミル・リゾート=6347ヤード、パー71)
 宮里美香(26=NTTぷらら)は2バーディー、2ボギーの71で回り通算6アンダーで首位から2位に下がった。横峯さくら(30=エプソン)が69と伸ばし通算2アンダーの23位。野村敏京(23=フリー)も69で通算1アンダーの37位。71の宮里藍(30=サントリー)、74の上原彩子(32=モスフードサービス)はともに通算1オーバーの66位で際どく予選通過した。64をマークした柳簫然(25=韓国)が通算7アンダーでトップに浮上した。

 本調子ではなかったが、1打差の2位に踏みとどまった宮里美は「セカンドショットが全然当たってないから、アプローチでカバーするしかないかなと。それがちゃんとできたのは凄く良かった」と息をついた。

 出だしの1番はグリーンを外しながらチップインバーディー。6番は2メートル、7番は6メートルのパーパットを沈めてしのいだ。バンカーにつかまった9番もしっかりパーセーブ。「3つ4つ落としても、おかしくなかった」ところを踏ん張った。上位を争うことで感じる重圧を「それが今、求めていたもの。そういう中でプレーできるのは楽しみ」と歓迎していた。

 12年セーフウェー・クラシック以来4年ぶりの優勝を狙える位置から残り2ラウンド。「一打のショットをどのくらいの気持ち(集中力)で打てるか。半信半疑だと“案の定(駄目)”というショットが出てしまう」と心構えを語った。

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2016年5月22日のニュース