佐々木がリオ五輪へ 桃田ランキング抹消で日本勢最上位に

[ 2016年4月28日 21:36 ]

 世界バドミントン連盟(BWF)が28日に発表した世界ランキングで、違法カジノ店で賭博をして日本協会から無期限の出場停止処分を受けた桃田賢斗(NTT東日本)が抹消されたため、男子シングルスで日本勢最上位となった佐々木翔(トナミ運輸)のリオデジャネイロ五輪出場が確実となった。

 バドミントンの五輪出場枠は5月5日付のランキングで決まる。シングルスの場合、16位以内に複数の選手がいる国・地域は2枠、1選手しかいない国・地域は1枠を獲得できる。それ以外の国・地域には34の枠が埋まるまでランキング順に1枠が割り振られる。

 4月21日付ランキングで4位だった桃田が除外された日本は現在19位の佐々木に1枠が与えられる。BWFの担当者は「日本協会から桃田をランキングから削除してほしいと要請があったため、それに従った」と説明した。

 33歳の佐々木は初出場だった4年前のロンドン五輪で男子シングルスでは日本勢初の8強入りを果たした。

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2016年4月28日のニュース