18歳茜 圧勝発進!16歳新鋭相手に貫禄ストレート勝ち

[ 2016年4月28日 05:30 ]

女子シングルス1回戦 マレーシア選手にストレート勝ちした山口茜

 バドミントンのアジア選手権第2日は27日、中国・武漢で行われ、女子シングルス1回戦で世界ランキング4位の奥原希望(日本ユニシス)はタイ選手に2―1で勝ち、2回戦へ進んだ。同11位の山口茜(再春館製薬所)はマレーシア選手をストレートで下した。男子ダブルス1回戦では世界ランク7位の早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)が、第3シードの中国ペアを破った園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)とともに2回戦進出。女子ダブルス1回戦の福万尚子、与猶くるみ組と福島由紀、広田彩花組(ともに再春館製薬所)も勝った。奥原、山口と早川、遠藤組はリオデジャネイロ五輪出場を確実にしている。

 女子シングルスで18歳の山口が16歳の新鋭の挑戦を退けた。「シニアの大会で年下とやるのは、たぶん初めて。少なからずやりにくさはあった」とミスは出たが、ストレート勝ちした。相手は昨年の世界ジュニア選手権女王。一昨年まで同大会2連覇の山口は威厳を示した。今春、熊本県益城町が拠点の再春館製薬所に入社。熊本地震は海外遠征先で知り、まだ戻れていない。「なかなかプレーしている姿は見てもらえないだろうが、せめていい結果は伝えたい」と活躍を誓った。

続きを表示

2016年4月28日のニュース