カーリングの小笠原ら一日警察署長 札幌で飲酒運転根絶訴え

[ 2016年4月10日 17:51 ]

警察官の制服姿で、飲酒運転根絶を呼び掛ける小笠原歩(左)、船山弓枝両選手

 ソチ冬季五輪カーリング女子代表の「北海道銀行フォルティウス」の選手5人が10日、春の全国交通安全運動の一環で札幌・中央署の一日警察署長を務めた。委嘱式で小笠原歩選手(37)は「毎日のように交通事故で悲しい思いをする人がいる実情に一石を投じたい」と意気込みを語った。

 5人は警察官の制服に「一日警察署長」のたすき掛け姿。JR札幌駅の地下街で通行人に飲酒運転根絶を呼び掛けるチラシ、ティッシュペーパーを配り、写真撮影を求めて人だかりができた。

 イベントを終えた小笠原選手は、通行人の女性から「(警察に)転職したの?」と声を掛けられる一幕があったことを明かし、周囲の笑いを誘っていた。また、世界選手権女子代表の銀メダル獲得、男子代表の3位決定戦進出にも言及。「非常に誇りに思う。良い刺激をもらった」と話した。

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2016年4月10日のニュース