北村弁護士、日本バド協会に苦言「全てを奪うのは酷」 尾木ママも…

[ 2016年4月10日 19:54 ]

8日に会見を行った桃田(右)と田児

 日本テレビ系「行列のできる法律相談所」の“史上最強の弁護士軍団”としておなじみの北村晴男弁護士(60)が10日、自身のツイッターを更新。違法カジノ店で賭博行為をした桃田賢斗(21)らの処分を決定した日本バドミントン協会に苦言を呈した。

 北村弁護士は「違法カジノは暴力団の資金源になっており、そこに出入りする事は絶対に許されない!」と前置きした上で「ただ、競馬・競輪・競艇・パチンコなどの賭博はOK。その違いを本当に理解するのは難しい」とし桃田らを擁護。「全力でスポーツに打ち込んできた若者には、競技団体等が真剣に教育する義務が有る。それをせずに全てを奪うのは酷だ!」と協会関係者らの責任に言及した。

 同弁護士は8日に更新でも「バドミントンの桃田選手は確かに軽率だった。しかし、違法カジノが暴力団の資金源になっている、だからそこに出入りしたら大切な大会に出られなくなる程に社会的に許されない事だ、とは誰からも教わっていない。スポーツ馬鹿が、そこまで悪いのか?チャンスをあげようよ!!」とツイートしていた。

 また、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(69)も10日に更新したブログで「バドミントン関係者の研修体制は万全だったのでしょうか!?業界全体の組織的責任も当然大きいのではないでしょうか」と疑問を投げかけ「厳罰に処すれば全て良し、とはいきません」と指摘した。

 この日、日本バドミントン協会は桃に無期限の試合出場停止処分、田児賢一(26)には無期限の協会登録抹消の処分を科した。

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2016年4月10日のニュース