カーリング日本男子メダル逃す、3決で米国に惜敗 過去最高4位

[ 2016年4月10日 19:51 ]

世界選手権3位決定戦の米国戦でショットを放つ両角公(中央)ら日本チーム(AP)

 カーリング男子の世界選手権最終日は10日、スイスのバーゼルで行われ、3位決定戦で日本代表のSC軽井沢クは米国に6―8で敗れ、男子初のメダル獲得を逃した。

 両チームは日本が8―7で勝った1次リーグ、4―5で敗れた変則方式のプレーオフ初戦に続いて今大会3度目の顔合わせとなったが、日本は最大4点のリードを奪われながらもじわじわと追い上げ第7エンドで追い付く粘りを見せた。米国が第8エンドで1点リードを奪い、日本は最終エンドで逆転勝ちの好機を得たが、スキップ両角友の最後の一投が決まらず勝ちを逃した。

 日本は1次リーグを8勝3敗の3位で通過。上位4チームによるプレーオフに初進出し、過去最高だった2014年大会の5位を上回った。18年平昌冬季五輪の出場枠10のうち、開催国の韓国を除く7枠は今年と来年の世界選手権の順位に応じた獲得ポイント合計で決まる。

 決勝はカナダが5―3でデンマークを下し、4大会ぶりの優勝を果たした。

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2016年4月10日のニュース