葛西、Ｗ杯５００試合出場お預け…強風で第２７戦中止「残念です」

葛西

　ノルディックスキー・ジャンプの“レジェンド”葛西紀明（４３＝土屋ホーム）が１４日未明、自身のブログを更新。ドイツのティティゼーノイシュタットでが行われる予定だったワールドカップ（Ｗ杯）男子の個人第２７戦の中止を残念がった。

　これまでＷ杯個人通算４９９試合に出場しており、この日が記念すべき５００試合目となるはずだった。ブログでは「残念です。(T . T)」のエントリーで、絵文字も使って心情を表現。試合会場では節目の数字を記念した５００番のゼッケンを贈呈された葛西は「５００番のゼッケンも作ってくれて、たくさんのフラッグも作ってくれて、特別にそのゼッケンで飛んでも良いとＯＫが出てたにもかかわらず…５００戦目はプラニツァにお預け」とガッカリ。

　それでも「最終戦のプラニツァで５００戦目を迎えるのは嬉しい！」と気持ちを切り替え「最後まで怪我無くシーズンを終える事を願う」と締めくくっている。

　大会は１回目の開始を遅らせて強風がおさまるのを待ったものの、競技に適した条件には戻らず、中止となった。