マッケンロー氏 シャラポワの薬物問題に言及「禁止と知っていたはず」

[ 2016年3月14日 14:03 ]

マリア・シャラポワ (AP)

 禁止薬物「メルドニウム」の陽性反応が出たことを告白した女子テニスのマリア・シャラポワ(28)について、男子の4大大会で通算7勝をマークしたジョン・マッケンロー氏(57)が口を開いた。

 メルドニウムは不整脈などの治療に用いられるが、競技力向上の効果もあるため、今年から世界反ドーピング機関(WADA)により禁止薬物に指定された。同薬物の資格停止期間は原則4年、意図的でないと認められても2年間はプレーが許されない。

 マッケンロー氏は「マリアには30人近くの世話役がおり、彼女本人も含めて全員が禁止薬物と知らなかったなんて信じがたい」とコメント。服用は意図的なものではないかとの見方を示していたが、同氏は現役時代に失格に関するルール変更を周りから知らされずに試合をしていたことがあると告白し、そうした経験から「マリアが本当に知らなかった可能性も否定できない」とも話していた。

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