18歳リディア・コが圧勝、美香14位 米女子台湾選手権最終日

[ 2015年10月25日 17:49 ]

台湾選手権最終ラウンド、通算2アンダーで14位となった宮里美香。18番のバンカーショット

 米女子ゴルフの台湾選手権は25日、台湾北部の美麗華クラブ(パー72)で最終ラウンドが行われ、65で回ったリディア・コ(ニュージーランド)が通算20アンダー、268で2位に9打差をつけ、今季5勝目を挙げた。18歳での通算10勝はツアー史上最年少。優勝賞金30万ドル(約3630万円)を獲得した。

 宮里美香は1イーグル、3バーディー、3ボギーの70で回り、通算2アンダーの14位。野村敏京がイーブンパーの23位、横峯さくらは1オーバーの29位、宮里藍は7オーバーの56位だった。

 ▼宮里美香の話 12番のイーグルで気持ちが楽になり、リズムも良くなった。残り約60ヤードの3打目で、うまくスピンが効いた。その後、2度あったチャンスを決めていれば、きちんとトップ10に入っていた。

 ▼野村敏京の話 もったいない試合だった。(一時は3アンダーまで伸ばし)いい流れで終われれば、楽にトップ10に入れていたのに。(第3打がシャンクしてOBとなり、ダブルボギーの12番は)左にいかないように意識しすぎた。

 ▼横峯さくらの話 風が一方向ではなく、読みが難しかった。最終18番で3メートルのバーディーパットを打ちきれなかったのが悔やまれる。池を怖がってしまい、左に振り切れなかったところもあった。

 ▼宮里藍の話 トータルとしていいラウンドだった。しのいだパーセーブもあった。思った順位では終われなかったが、2週続けてスコア以上にいいプレーは出せた。前に進めているなとは感じた。(共同)

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2015年10月25日のニュース