スポクラ普及へ国際大会を継続 山岳協会理事が明言

[ 2015年10月16日 05:30 ]

 20年東京五輪の追加種目候補の一つ、スポーツクライミングを統括する日本山岳協会の尾形好雄専務理事(67)は、国内での国際大会を来年以降継続して開催するプランを明かした。既に16年4月に埼玉県加須市でロープを使わず数種類の壁に挑む「ボルダリング」のW杯が行われることが決定。

 5年後の競技実施を見込んで、国際連盟からは「日本でのスポーツクライミングの振興と普及のため、国際大会を毎年開催してほしい」という要望があり、3年連続でのW杯開催から19年のプレ五輪につなげて機運を高める考えだ。国内の競技人口は年々増え続けて現在50万人。尾形氏は「国際大会を開催することは我々のミッション」と人気拡大へ意欲を示した。

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2015年10月16日のニュース