錦織 2回戦を棄権、左ふくらはぎ負傷「出ても勝てないと判断した」

[ 2015年7月1日 21:10 ]

試合途中、痛めている左ふくらはぎを押さえる錦織
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 男子テニスの錦織圭(25=日清食品)は1日、ウィンブルドン選手権シングルス2回戦を左脚のけがのため棄権したと発表した。同日のセンターコートの第2試合でサンティアゴ・ヒラルド(27=コロンビア)と対戦する予定だった。

 試合前の練習ではアキレス腱からふくらはぎにかけてテーピングを施し、約30分間体を動かしたが「朝から痛みはあった。この日の練習で動いてみてどうかが判断基準だったが、かなり痛みがあった。数ゲームしてまた痛めるのが何となく見えた。試合に出ても勝てないと判断した」と話した。

 今大会は第5シードとして、日本選手初の4大大会制覇が期待されていた錦織だが、錦織は2週前のゲリー・ウェバー・オープンで左ふくはらぎを負傷。6月29日の1回戦でシモーネ・ボレリ(29=イタリア)をフルセットの末下したが、試合途中に左ふくらはぎを治療。30日の練習も左ふくらはぎにはテーピングを施し、全力でプレーすることはなくフットワークも見せず。1時間使用できるコートだったが、約30分で切り上げていた。

 それでも錦織は「疲れがたまっていたのかなと思う。1、2週間あれば治ると思う。(米国のシーズンへ)しっかり準備するだけ」と必死に気持ちを切り替えていた。

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