杉田 2年連続初戦敗退「悔しい気持ちでいっぱい」

[ 2015年7月1日 08:01 ]

 テニスのウィンブルドン選手権第2日は6月30日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、シングルス1回戦の男子で26歳の杉田祐一(三菱電機)は世界ランキング107位のブラシュ・カウチチュ(スロベニア)に6―7、3―6、6―7で敗れた。2年連続の初戦敗退。

 2年連続で予選を勝ち上がった杉田はまたも四大大会初勝利に届かず「悔しい気持ちでいっぱい」と落胆した。

 第1サーブが決まる確率が51%と低く、ダブルフォールトが9本。「とにかくサーブが入らず、自分の流れにできなかった」と敗因を受け止めた。第1セットをタイブレークの末に落としたのも響き、得意のカウンター攻撃も最後まで影を潜めた。

 昨年は四大大会18度目の予選挑戦で初めて本戦に出場。「呪縛から解き放たれた」という今回は「非常にチャンスがあるドロー」と感じていた。それでもストレート負けを喫し「実力が足りなかった」と肩を落とした。

 第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)はダミル・ジュムール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)に快勝し、第3シードのアンディ・マリー(英国)、第10シードのラファエル・ナダル(スペイン)らとともに2回戦に進んだ。

 女子は昨年準優勝のウージニー・ブシャール(カナダ)が段瑩瑩(中国)に6―7、4―6で敗れ、第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)も姿を消した。(共同)

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2015年7月1日のニュース