奈良 複雑突破…相手が途中棄権「勝った気がしない」

[ 2015年7月1日 05:30 ]

初戦を突破した奈良 (AP)

ウィンブルドン選手権第2日

(6月30日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)
 奈良に思わぬ形で勝利が転がり込んだ。最終セット、4―3の場面で左太腿の治療を受けたリネッテがプレー続行不可能で途中棄権。「勝った気がしない。相手がかわいそうな終わり方だった」と複雑な様子だった。第1セットは「気持ちで引いてしまった」と3―6で落とす苦しい展開。

 だが第2セットは「攻撃的なプレーを増やした」と頭と足を使ったスタイルでリズムを戻した。2回戦は前回女王のクビトバ戦。「失うものは何もない。思い切り立ち向かいたい」と誓った。

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2015年7月1日のニュース