ボルトが左脚故障で2試合欠場 8月の世界選手権に不安

[ 2015年7月1日 10:07 ]

ウサイン・ボルトがパリ国際、ローザンヌ国際の欠場を発表

 陸上男子100メートル、200メートルの世界記録を持つウサイン・ボルト(28=ジャマイカ)は30日、自身の公式サイトを更新。左脚の故障のため、ダイヤモンドリーグ第8戦のパリ国際(7月4日)と第9戦のローザンヌ国際(9日)を欠場すると発表した。

 ドイツで医師にかかり、臀部にある仙腸関節の異常で動きが制限され、膝や足首に負担がかかっていると診断された。ボルトは「ローザンヌ国際に出場できないことは残念。現時点では100パーセントの走りができない。できるだけ早く戻れるのを楽しみにしている」と声明を出した。

 ボルトは6月下旬のジャマイカ選手権も欠場した。100メートル、200メートルで連覇を狙う8月の世界選手権(北京)へ不安が高まる状況となっている。数日ドイツで治療を受けた後に練習を再開するという。

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2015年7月1日のニュース