「空のF1」レッドブルエアレース 計8大会でポイント争う

[ 2015年5月15日 18:19 ]

初の母国大会を前に意気込みを語ったレッドブルエアレース唯一の日本人パイロット室屋義秀

 「空のF1」と呼ばれるレッドブルエアレースの第2戦千葉大会が、16日に千葉県立幕張海浜公園沖の特設コースで開幕する。03年に始まったシリーズが、日本で開催されるのは今大会が史上初めて。15日はテスト飛行などが行われた。

<レッドブルエアレース アラカルト>

 ☆歴史 レッドブル社が03年に創設。11~13年の3年間は休止され、今年が10シーズン目。

 ☆大会方式 今季は千葉大会を含め8大会が開催され、各大会の獲得ポイントでシーズンの順位を決める。1大会は初日に予選が行われ、2日目(最終日)にノックアウト方式のラウンド・オブ14、ラウンド・オブ8が行われ、ファイナル4で優勝を争う。

 ☆コース エアゲートと呼ばれる空気で膨らませた2本1組のパイロンが設けられた1周約6キロのコースを単独飛行で1周し、最速タイムを争う。スタート時の速度、エアゲート通過時の角度、最大荷重(G)などのルールがあり、犯した場合はペナルティータイムの加算や、場合によっては失格処分を受ける。

 ☆機体 10年シーズンまでは自由な改造が可能だったが、14年シーズンから各チーム共通のエンジンとプロペラの使用が義務付けられるようになった。今季は全14パイロットが3種類の機体のいずれかを使用している。

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2015年5月15日のニュース