錦織 世界34位下し8強、準々決勝は第1シードのジョコビッチと

[ 2015年5月15日 03:42 ]

トロイツキを破り準々決勝に進出した錦織(AP)

 テニスのイタリア国際は14日(日本時間15日)にローマで行われ、世界ランキング6位の第5シード錦織圭(25=日清食品)は、3回戦で世界34位のビクトル・トロイツキ(29=セルビア)に6―4、6―3で勝って、準々決勝に進出した。ローマ大会での準々決勝進出は初、試合時間は1時間29分だった。

 第1セットは錦織のサービスゲームで開始。ともにサービスゲームをキープして進んだが、第8ゲームで錦織が両者初となるブレークをして5―3とリード。第9ゲームをブレークバックされたが、第10ゲームをラブゲームでブレークして6―4で第1セットを物にした。

 第2セットも錦織のサービスゲームで開始。第1ゲームをラブゲームでキープすると、第2ゲームをブレーク。第3ゲームは、この日初となるサービスエースも決まってキープし3―0。このまま一気に押し切るかと思われたが、第5ゲームでブレークされるなど3―3となった。だが、第8ゲームをリターンエースでブレーク。第9ゲームも苦しみながらもキープして6―3で試合を決めた。

 錦織はこれでトロイツキとの対戦は3勝1敗。今年は3月に行われたマイアミ・オープン3回戦で6―2、6―2でストレート勝ちをしていた。

 準々決勝は15日の午後4時(日本時間午後11時)以降に予定されており、世界1位で第1シードのノバク・ジョコビッチ(27)と対戦する。

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