錦織 世界1位ジョコビッチ打倒に意欲「我慢強くやりたい」

[ 2015年5月15日 07:41 ]

トロイツキを破り準々決勝に進出した錦織(AP)

 テニスのイタリア国際は14日(日本時間15日)にローマで行われ、世界ランキング6位で第5シードの錦織圭(25=日清食品)は、男子シングルス3回戦でビクトル・トロイツキ(29=セルビア)を6―4、6―3で下し、準々決勝に進出した。

 世界34位を相手に第1セット、第2セットともに相手のサービスゲームを先にブレークしてのストレート勝ち。錦織は「結構、主導権を握れた。自分のテニスも感覚が良くなった」と手応えを口にした。

 準々決勝では世界1位で第1シードのノバク・ジョコビッチ(27)と対戦。過去の対戦は2勝3敗。マスターズ大会初優勝へ最大の難関であり、全仏に向けて絶好の試金石となる戦い。「誰よりも安定したプレーをする選手。長いラリーを制することができるように我慢強くやりたい」と闘志を燃やした。

 準々決勝は15日の午後4時(日本時間午後11時)以降に予定されている。

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