桃子 右足痛み“耐えて勝つ”覚悟 15日開幕ほけんの窓口L

[ 2015年5月15日 05:30 ]

クラブに器具を付けて練習する上田

 女子ゴルフツアーのほけんの窓口レディースは15日、福岡市の福岡カンツリー倶楽部和白コース(6375ヤード、パー72)で開幕する。

 生涯獲得賞金5億円突破が懸かる上田桃子(28=フリー)は14日、プロアマ競技で調整した。前週のワールド・レディース・サロンパス・カップで右足親指の爪をはがし、痛みと闘いながら日本人最高の2位。「状態は先週より悪い。アップダウンが激しいコースだから負担も大きいが、早く勝ちたいので出る」と痛みに耐える覚悟を示した。ここまで獲得賞金は約4億9521万円で、今大会で単独6位以上に入れば史上5番目のスピード達成(180試合目)となる。「(地元の)九州での試合だし、親戚とかみんな待ってくれている。こういう状態でどこまでやれるか試したい」とプロ意識をむき出しにした。

 ≪16歳新垣「楽しみ」≫同じ和白コースで4月に行われた下部ツアーのステップアップツアー開幕戦ラシンク・ニンジニアRKBレディースで史上3人目のアマチュア優勝を決めた16歳の新垣は「楽しみです。自分の力を出し切ってベスト10に入れたらいい」と初出場での目標を掲げた。4月の優勝時はトップで迎えた2日目、強風でプロたちがスコアを崩す中で耐え抜き、後続に4打差で逃げ切った。「風が吹けば難しくなるが、3日間アンダーパーで回れたらいい」とレギュラーツアーでも上位を狙う。

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2015年5月15日のニュース