17歳ホープ阿部は明大・橋口と初戦　世界切符へ“高いハードル”

　柔道の全日本選抜体重別選手権（４月４～５日、福岡国際センター）の組み合わせ抽選会が福岡市内で行われた。男子６６キロ級の１７歳のホープ、阿部一二三（神港学園高２年）は１回戦で橋口祐葵（明大２年）と対戦。先月のグランプリ大会を制した高市賢悟（東海大３年）とは準決勝、世界４連覇を狙う第１シードの海老沼匡（パーク２４）とは決勝まで進めば対戦する可能性がある。

　８月の世界選手権（カザフスタン）の代表選考の材料ともなる今大会は、男女各７階級で８選手ずつが出場する。阿部が来年のリオ五輪を狙うには世界選手権出場は必須条件。王者を相手に高いハードルに挑む。