パラサイクリング連盟 会社売却、引っ越しも 権丈理事長全力サポート

[ 2015年3月5日 05:30 ]

ロードで練習を行う藤井美穂
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パラサイクリング 藤井美穂の挑戦

 ≪支援≫日大で自転車競技に没頭していた権丈理事長は、卒業後、家業を継ぐために故郷・福岡に帰郷。03年、障がいを持つ小学生に自転車の楽しさを教えたのが、現在の道につながった。家業を整理し、建築コーディネートの会社を立ち上げたが、12年4月の日本パラサイクリング連盟の一般社団法人化と同時に理事長に就任。「自分が納得できるまでやりたい」と会社を売却し、今年2月には練習拠点となる伊豆ベロドローム付近に引っ越した。

 自転車に魅せられ、障がい者のサポートに全力を注ぐ男の目標は「18年までにパラサイクリストの国際的チームをつくる」こと。全世界の選手が勝利の喜びを共有できる組織づくりを目指しているという。

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