追手門学院大・水野総監督退任 コーチ暴言で部員が練習ボイコット

[ 2015年3月5日 05:30 ]

水野弥一氏

 追手門学院大はアメリカンフットボール部の水野弥一総監督(74)が31日付で退任すると発表した。水野氏が人選したコーチ2人が部員に「学生の人権を侵害するような不適切な言動があった」(大学側)として来年度の契約を更新しないことを決定。水野氏が「強化方針に一致しないところがある」と退くことになった。

 大学によると、コーチは昨年9月ごろから特定の部員数人に対し、複数回にわたり身体的に差別するような言葉を浴びせた。コーチは1月に謝罪したが、全部員が昨年12月ごろから2月上旬まで、スタッフの刷新を求め練習をボイコットした。水野氏は11年まで京大を30年以上率い、4度の日本一に導いた。昨春関西学生リーグ2部の追手門学院大総監督に就任した。

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2015年3月5日のニュース