世界ランク上位と力の差も「慣れてくればメダルチャンスある」

[ 2015年3月5日 05:30 ]

頬に日の丸のシールを貼り笑顔の藤井美穂
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パラサイクリング 藤井美穂の挑戦

 ≪現状≫藤井の障がい区分C2女子で国際大会出場者は毎回7~8人。世界ランクに入る14人のうち6位につけているが、上位とは力差があり、ロードレースでは大差がつくのが現状だ。それでも、ランク入りした選手で藤井が最年少。権丈理事長は「体幹を鍛えていき、自転車に慣れてくればメダルのチャンスはある」と、長い手脚と根性に可能性を見いだす。

 リオデジャネイロ・パラリンピックの出場権は国際パラリンピック委員会が競技ごとに割り振る参加選手数を、国別に割り当てる。材料は今年の国際大会の順位などを得点化したポイント合計。ロンドンでの日本の枠は3だったが、出場枠5以上を目指し国際大会に選手を派遣する。

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