慶大ラグビー部 金沢新ヘッドが抱負「打倒帝京大へ一体」

[ 2015年2月20日 05:30 ]

慶大ラグビー部新体制発表記者会見で抱負を語った金沢篤・新ヘッドコーチ(左)と渡瀬裕司GM

 慶大ラグビー部は神奈川県横浜市の合宿所で会見を開き、新ヘッドコーチ(HC)にOBの金沢篤氏(37)、新設するGM補佐に今季まで2年間監督を務めた和田康二氏(36)が就任すると発表した。新体制の発足は3月8日。金沢HCは「優勝するにふさわしいチームをつくることを一番大事にしたい。打倒帝京大へ、OB、選手と一体となって挑戦したい」と抱負を語った。

 現役時代はスタンドオフでプレーも、大学時代は「(1学年後輩の)和田にポジションを奪われて、公式戦出場はないと思う」。02年4月から慶大バックスコーチに就任すると指導者活動にのめり込み、06年3月に務めていた三井住友銀行を退社。クールな風貌ながら、熱い心を持つ脱サラ新指揮官は「コーチが学び続けるのは当然。自分が一番努力している存在になりたい」と背中で学生を引っ張っていく覚悟を示した。

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2015年2月20日のニュース