高梨、7戦ぶり今季3勝目 強風で2回目打ち切りも「光が見えた」

[ 2015年2月8日 23:03 ]

7戦ぶりに優勝し、花束を手に笑顔の高梨沙羅

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は8日、ルーマニアのルシュノブで個人第10戦(HS100メートル、K点90メートル)が行われ、高梨沙羅(18=クラレ)が7戦ぶり今季3勝目を飾った。W杯通算は27勝目。

 高梨は1回目に95メートルを飛んで121・4点で首位に立つと、強風のために2回目が打ち切りとなり、1回目の順位で優勝が決まった。前日の第9戦で2位に入り復調の兆しを見せていたエースがようやく表彰台の真ん中に立った。W杯優勝は1月11日の第3戦札幌大会以来。

 伊藤有希(20=土屋ホーム)は93メートル、118・8点で7位、岩渕香里(21=松本大)は85・5メートル、100・7点で22位だった。

 ▼高梨沙羅の話 ずっと調子が良くない中で、どうしたら改善できるかを考えてやってきた。その中で一つ光が見えたような感じがした。これまでにないぐらいうれしかった。

続きを表示

この記事のフォト

2015年2月8日のニュース