葛西6位、大貴は18位に終わる W杯ジャンプ男子第21戦

[ 2015年2月8日 02:25 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は7日、ドイツのティティゼーノイシュタットで個人第21戦(HS142メートル、K点125メートル)が行われ、42歳の葛西紀明(土屋ホーム)は6位に終わった。1回目は137・5メートルで6位、2回目は132・5メートルで、合計279・9点と順位を上げられなかった。

 1本目、138・5メートルでトップに立ったセベリン・フロイント(ドイツ)が2本目に140・0メートルを距離を伸ばして、合計299・4点で前回第20戦に続いて連勝。今季4勝目を挙げ、通算13勝とした。

 ほかの日本勢は伊東大貴(雪印メグミルク)が18位、小林潤志郎(同)が23位、竹内択(北野建設)が25位だった。

 1回目31位の栃本翔平(雪印メグミルク)と35位の作山憲斗(北野建設)は、上位30人による2回目に進めなかった。

 ▼葛西紀明の話 感じはつかんでいる。2本目はきつい追い風に当たったが、その中でもいいジャンプはできた。自分のイメージ通り完璧なジャンプが2本そろえば表彰台も見えてくる。

 ▼伊東大貴の話 まずまずだったけど、2本目は(左右の)スキーのテール(後ろ部分)が当たってロスしちゃった。動きは悪くなかった。2本目が悔しい。

 ▼作山憲斗の話 そんなに悪い感じはしなかったが、どこか失敗があるからこういう結果になった。ちょっとの差なので、あまり考え過ぎずにやっていきたい。

 ▼栃本翔平の話 タイミングが遅れてしまった。(初めてのジャンプ台で)まだよく分からない。(第22戦は)よくなると思う。自分のできることをやるだけ。

 ▼小林潤志郎の話 2本目はタイミングが遅れて距離を伸ばせなかった。良くはなってきている。ユニバーシアードで練習もできたので、その分が生きている。

 ▼竹内択の話 良くなかった。思うようなジャンプではない。(課題の助走姿勢は)全く駄目。ジャンプ台が変わると対応できていない。重心の位置が定まってこない。

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2015年2月8日のニュース